ということで、とうとう買いました。「武器としての書く技術」
ネットでめちゃくちゃ評判のいいこの本ですが、つい最近ブログを書いていて、そろそろ書くことをスキルにしたいな〜と思い、届いたこの本を早速読みあさっています。
ということで感想とかいろいろ。
イケダハヤト:武器としての書く技術を読んだ感想
まだ全部は読んでなくて、ちょこちょこつまみ読みしかして無いけど、それでもこの本は今の自分にとってめちゃくちゃ必要だ、役に立つ!という匂いがビシバシ伝わってきます。
ブログを書く時に、今までは文章の構成とかその他いろんな「書く」という行為に関することを手探りでまったり進んでいました。が、この本を読むと明確な正解を見ながら文章を書ける。
例えるなら地図を見ながら歩いているようなもんで、「読みやすい文章」や「満足感・面白いと思わせれる」というゴールまで迷わずに文章を書ける。
例えば
本の中から例を出すとp85の「記事のタイトルを工夫する」という技術があります。
具体的に言えば
・タイトルに具体的な数字を入れる
「名古屋の美味しいパン屋さん15選!」
(でもなんか僕の感覚やけど、数字入れるのってなんかうさんくさくね?ありがちな、こうやって数字を入れとけばみんなこの記事読むでしょ?みたいな、PV欲しいです!の匂いがプンプン漂っているような匂いがしてなんか抵抗ある。いやPV欲しいけども、僕も多分そのうち、数字をタイトルに入れることに抵抗がなくなって、「おすすめの◯◯15選!」みたいな記事を書いてしまうんでしょうけども)
・役立つ情報を入れる(武器としての書く技術を読むと文章力が向上するよ!的な)
・人目を引きやすいマジックワード
「営業マンなら知っておきたい、仕事に使える心理法則まとめ」だとか、「知らない人は損している〜◯◯まとめ」みたいな、タイトルを見ただけで読んどかなきゃ!って思わせる。
などなど、まあなんにしろ工夫が必要ということです。
この記事のタイトルも
で、前振りが長くなりましたが、今回のこの記事のタイトルも本来は、「イケダハヤトの武器としての書く技術を読んだ感想」と、なんだかのっぺりとしたタイトルになるはずでした。
が、それやと確かに見た人にフックはかかりにくいよな〜なんて思ったので、本から習って、◯◯すべき、というタイトルにしてみました。
人は自分だけが知らない状況を嫌うので、◯◯すべきと言われると嫌でも気になってしまうそうですよ。へ〜。
実際にこの記事を読んでいる人はどんな気持ちでこの記事を開いたんでしょうか。
読まなきゃ!みたいなマイナス方向の強迫観念とかに押されてしまったのなら少し複雑な気分ですね。
記事は読んで欲しいけども、できる限りそういうマイナスな感情は与えたくないもんな〜。
とはいえ、実際に自分が色々工夫をしてタイトルをつけると読み手の心理も気になってきますね。
今までは
完璧に自己流で文字を書いていてそれはそれで楽しいけれど、読み手に満足感というか、読んでて面白いって感覚を与えるためには今ひとつ技術が足りないよな〜なんて思っていました。なのでこういう風に具体的な技術を知れるのはありがたいですね。
カラカラに乾いた砂漠に、キンキンに冷えた知識という水を流し込んでるイメージです。
その他、刺さった言葉など
ちょっと冗長になりそうなのでほどほどに。というか、この本は刺さる、アツい言葉が色々と書いてあって、それだけでいつまでも文字を書いてられる。
その中で一例を挙げるとすれば、p55の「誠実に語ろう」の文も刺さった。
「自分を偽り、本当に言いたいことを言わずに、周囲の顔色を伺いながら、生きて、死ぬということです。僕はそんな不誠実な生き方はしたくありません。」
これは、「自分の本心で書きたいことがあるのならば、誰かを傷つけるとしても書くべきだ。」それがつまり自分に対する誠実さだ。という前振りがあります。
そしてそれは自分の中にも長年あった感覚なんやけど、改めて言語化できてスッキリです。
これからの人生では、自分の言葉としてこの誠実さへの感覚を持つことができます。もちろん無闇やたらにグサグサ人を刺していくとかそういうことではないのですが、基本的に、言いたいと思ってしまったことは溜め込まずに言うべきだよなと思いました。
というか、
とにかくアツい。ブルーハーツを聴いた時と同じ衝撃が来ました。こういうアツいことを言うと「青臭えな〜」なんて思う人もいるのでしょうが、青臭い理想を語って、それを手に入れる為に努力?戦い?まあ向上をしていくのが大事だよな〜。なんて思うので、青臭くてナンボではないでしょうか。
武器としての書く技術を読んだ感想まとめ
この本を買って大正解でした。少ししか読んでないけどすでに大満足。
文字を仕事にしている人や、仕事とまではいかなくても、このブログみたいに定期的に文字を外に発信している、読み手がいる人は読んでおいて損はないです。
特に文を書く技術に自信がない人はこの本を読むべき。(さっそく◯◯すべきというテクニックを使ってみました。)
ありがたいことに、本に書いてあるテクニックの数が多すぎてどこから手をつけたらいいか分からんくもなります。
そんな時こそ押し入れの奥にしまった「できることからコツコツと」ということですね。
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