天下の奇祭「どぶろく祭り」
ご存知ない方のためにさっくり説明をすると、秋、収穫を祈る祭りの中で、白川村の各地区の方達が作ったどぶろくをひたすら飲み合う。という酒飲みにはたまらないお祭りですね。僕は酒飲みじゃないですがそれでも楽しかったです。
そして、そのどぶろく祭りに、2日間かけて、お客さんの立場と村人サイドの両方の立場で参加をしてきました。以下はそのレポートです。
1日目〜お客さんとして参加
爽やかな秋晴れの中始まりました。晴れてよかった。
ちなみに祭り自体は朝の4時から開始しています。当日の朝、先発部隊的な人たちが、笛の音と掛け声を村中に響かせながら練り歩いています。聞いたところ「祭りが始まるぞ〜!起きろ〜!」的なニュアンスらしいです。にしても朝の4時ってかなり気合入ってる。素敵!
祭りの流れとしては
8:00~ 神社にて神事?的なの
8:30~ 村周り。
村周りというのは神輿や、笛を吹く人たち、稚児さん、そして獅子舞役者など総勢50名くらいでしょうか?の方達が隊列を組んで村の家やらを周ります。そして訪問した先で獅子役者の方が獅子舞を踊ります。
文字にするとなんかあれですが、実際にみてまわるとなかなか面白いです。そして、僕も二日目の村周りには旗持ちで参加させてもらったのですが、この訪問先の各家庭で、お酒を大量に振る舞われます。ビールに日本酒が青空の下がんがんと流し込まれていきます。歩くのが困難になるレベル。
やっぱりどぶろく祭りということで、とにかく隙あらばお酒を皆さん飲んでいます。そして村民の皆さんのお酒の強さが尋常じゃない。多分僕が10人で束になってかかっても瞬殺されるレベルで飲みます。凄い。
12:00~ 一旦休憩 村の方が、村周りの人たちを昼食などでもてなします。この時点で村周りの人たちは結構お酒が入っています。
15:00くらい? 獅子舞の奉納
15:30~ 振る舞い
いよいよどぶろくの振る舞いが始まります。この時が観光客の方達も一番多いですね。
ござを引いて皆で背中合わせに座ります。結構広めの神社の境内が埋まるくらいの人がいます。
400円で杯を購入し、そしたらあとは飲み放題です。着物姿の奥様方ががんがんどぶろくを注いでくれます。イメージで言えばわんこそばみたいな。飲んでも飲んでも気づいたら杯に真っ白などぶろくが入ってる。無限ループです。
僕も杯を買ってどぶろくをいただいていたのですが、もうこれ以上飲めん!って思ったところからさらに追加で頂いて、結局限界を3回くらいは越えたんじゃないでしょうか。
*もちろんお酒の継ぎ手さんも無理強いはしないですよ!
ちなみに今年の鳩谷地区のどぶろくは比較的飲みやすかったみたいです。確かにあまり酸っぱさがなかったですね。
夕方からまた、獅子舞の奉納があり、その後民謡の披露や、村民の方達による、劇や踊りなどの出し物が出されて、夜11時くらいに終了です。これが2日続きます。
2日目〜旗持ちとして参加
というわけで、諸事情により少しだけお祭りのお手伝いをさせていただくことに。村周りにでます。この旗をもって村を周っていました。
そして訪問先の家庭でやっぱりお酒をいただくのですが、ま〜この時点で既に酔っ払っています。二日目ということで他の人たちも前日の振る舞い酒のダメージが残っていたりなんなりの様子ですが、やはりそこは白川村民。気にせずがんがんのんでいます。凄い。
訪問先での獅子舞の様子。
2日目は村周りが午前中で終了したので、僕の任務も終了です!楽しかった!とはいえ村民である僕の兄夫婦はまだまだ忙しいので子守!
30分以上延々とブランコを押してあげたり、
兄にキノコ採りに連れてってもらったり、と楽しく過ごしました。ちなみに取れたのはスギヒラダケというやつだそうです。美味しかった!が!今スギヒラダケでググったら急性脳症の危険がある!ってでてきました!まじかよ!めちゃくちゃ美味しく頂いちゃいましたが大丈夫なのでしょうか!!!急性脳症って言われてもピンとこんけど、なんか怖いですね。まあ食べてからかなり時間が経ったので、今回はセーフということで!
とまあ、色々ありましたが楽しいお祭りでした。また来年も来たい!
おしまい!
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